本に恋する季節ですね

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最高ランク : 16 , 更新： 2017/10/29 9:45:00

どうも、さっきまで「から紅の恋歌」を見てました、妃有栖です。
友達がDVDを貸してくれたのですよ、持つべきは良い友ですね。

この前の病み投稿については気にしないでね。
よくあることだし、一時的なものだから。
あのあとは部活のときに部長のギャグと後輩の可愛さに癒やされたので大丈夫、立ち直った。

やっぱり私、関西弁が好きなのね。
平次が格好良すぎて死にます((
平次と和葉ちゃん見てると「早くくっつけ、このケンカップル！」って思いません？？

あと最近忙しいので、皆さんの投稿にコメントあんまり残せません。
私の投稿へのリプライも返せないし、返すときもいっぺんにまとめて返してます、ごめんね。

もしかしたら、見るだけ見て、いいねしてない投稿があるかもしれない⋯⋯
いいねしてなくてもちゃんと見てるので！
あ、欲しかったら云ってください((

♤♡♧♢
さて、本題に入りましょうか。

梨月ちゃんの企画に参加です。
企画URLはこちら⇒http://ulog.u.nosv.org/item/nikoakohorimiya/1508495438

遅くなってごめんなさい、でも好きな本がありすぎて、迷ってしまって((

テーマが「私の恋した本」ということで⋯⋯
私、本に対しては浮気性なのでどれにしようか随分悩みました。
初恋はホームズなんですけどね、多分。

♤♡♧♢
さて、私が今回紹介する本は、

「密室の鍵貸します」

という本です。
また推理小説で申し訳ない。

作者は東川篤哉さん。
名前を知らない方でも、これを云えば分かるのでは⋯⋯
「謎解きはディナーのあとで」の作者です。

あらすじいきますね。

貧乏な大学生、戸村流平。
彼は大学の先輩、茂呂耕作の家で映画のビデオ鑑賞をしようと茂呂の家を訪ねます。

しかし、その夜。
元恋人の紺野由紀が、背中を刺されて四階から突き落とされて殺されてしまいます。
アリバイを証明してくれる茂呂も、流平が気付かない内に風呂場で刺されて、殺されてしまいました。

当然、流平は二つの事件の容疑者となってしまいます。いや、ほとんど犯人扱いですね。

そんな流平が頼ったのは、探偵事務所を経営している、元・義理の兄の鵜飼杜夫。
果たして、第一容疑者となってしまった流平は、無実を証明することはできるのか？
そして、二つの事件の犯人は誰なのか？

ーーといった感じ。
あらすじだけを見ると、前回紹介した「46番目の密室」のような、コッテコテの推理小説のように聞こえるでしょう？

ところが、これが違うんですよねー！

違う、というか。推理小説なのは間違いないのですが。
普通の推理小説のような、堅い感じがないんですよね。

なんて云えばいいんですかね、推理小説ではあるんですが、推理小説のような感じはなくって
むしろ、ギャグ漫画のような⋯⋯

と思っていたら、本のあらすじに答えが。

「ユーモア本格ミステリ」

(*ﾟ∀ﾟ)

ぴったりはまった感がすごいです((語彙力

でもこれ、読んだ人にしか分からない「ぴったりはまった感」なんですよね。
実例を出しましょうか。

鵜飼杜夫探偵事務所に警察が来たときの鵜飼探偵のセリフの部分です。

『「こういうものだ」
志木はなるべく恰好よく手帳を取り出した。それを見るなり探偵の態度は一変した。
「なんだ、刑事さんか。ちぇ、敬語で話して損したな」』

分かります？？
登場人物がーー探偵でさえもーーみんな馬鹿馬鹿しくて、ギャグセンスに溢れていて、おかしくて、馬鹿なんです(二回目)
普通の推理小説じゃあ、刑事さんーー志木さんですねーーがなるべく恰好よく手帳を出したり、探偵が「ちぇ、敬語で話して損したな」なんて云いませんよねぇ。

たびたび、こんなギャグのようなものが作中に入ってくるので、読んでて飽きないし、その分登場人物達の性格などがはっきり、くっきりしてきて面白いんです。

そして、この作品のすごいところが、そんなギャグに、推理の鍵や重要なところ、伏線を織り交ぜるところ。そして、こんなギャグにまみれていてもちゃんとした推理小説だというところ！

ただのギャグだと思って、笑って流していた部分が、実は物凄く重要な伏線であったり、事件を解く鍵であったりするんですね。

そこが東川ミステリの醍醐味です。東川さんは本当にそういうのお得意なんですよね。

普段、推理小説を読まない人にこそ読んでほしい、東川ミステリです。

ちなみに、文庫版の解説は有栖川有栖先生なのです！
もう読むしかないですよね((私だけ

そして「密室の鍵貸します」のシリーズーーつまり、鵜飼探偵が主役のシリーズは、その後
「密室に向かって撃て！」
「完全犯罪には猫は何匹必要か？」
「交換殺人には向かない夜」
「ここに死体を捨てないでください！」
「はやく名探偵になりたい」
「私の嫌いな探偵」
「探偵さえいなければ」
と続いていきます。

ユーモアたっぷりの東川ミステリ
ぜひ読んでみて下さいね！

妃有栖

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本めっちゃ気になる……最近推理もの読んでないし、今度見つけたら読んでみようかな😃

hoshiaichiko
2017/10/29 9:58:57 違反報告リンク

千恋ちゃん⇒面白いよー！
推理ものは大体好き(笑)多分本屋さんに一式揃ってると思うからぜひ読んでみてね！
あ、同じ作者さんなんだけど、「放課後はミステリーとともに」っていうのも面白いよー

梨月ちゃん⇒うん、ギャグに織り交ぜた伏線の感じとか、全体の文体とか本当に好き(笑)
何気に東川篤哉の中では鵜飼探偵のシリーズが一番好きかな
よかったら読んでみてね！

妃有栖
2017/10/29 10:06:17 違反報告リンク