【小説】A week 【第三話】
小説最高ランク : 18 , 更新:
『Wednesday』
「椿さんっ!おはよ!」
「おはよう、佐伯くん」
昨日連絡先を交換して、その夜、朝迎えに行く、という趣旨のメールを貰って翌朝の今日。
佐伯くんは本当に、私の家の最寄りに迎えに来てくれていた。
二人で電車に乗り他愛の無い話をして、あっという間に学校の最寄り。
学校に向かって歩いていると、
「亮くんおはよ!」
「佐伯先輩、おはようございます!」
幾人もの女の子が彼に声をかけていく。
「佐伯くんモテるんだね」
「んー、そう?全然だと思うけど」
いぶかしげな顔。
でもこれ、世に言うモテるだと思うなぁ、、、。
「「子安さんと佐伯くんってどういう関係なの?!?!」」
教室に入るや否や、押すな押すな勢いで、クラスの女の子達が私に詰め寄る。
「だって一緒に学校来てたし!!」
「すごく親密そうだったし!?!」
「子安さん、佐伯くんの彼女なの?!」
「「「ねえ子安さんっっっ!!!」」」
、、、?!
全然、、、って、全く全然じゃないよ!
佐伯くんって、、、女の子に人気だったの?!
「ちょっと騒がれるくらいだって!モテとは全く違う」
放課後、佐伯くんと帰りながら、クラスでの話をした。
「だけど凄い人気だよ?私知らなかった、、、」
知っていたら、ダンスパーティーの申し出も何もかも断っていた。
、、、私みたいな日陰の草花じゃ、佐伯くんみたいな向日葵の花には到底届かないから。
「でも、どんなに人気があったり、モテたりしても、本当に好かれたい人に好かれなきゃ意味がないよ」
佐伯くんがポツリと一言。
「佐伯くんの本当に好かれたい人って?」
「わかってんでしょ」
「??」
「椿さん」
「冗談言わないで!」
私は笑う。
そんなの冗談に決まってる。
どうして私なのか分からないもの。
私は笑った。
佐伯くんが寂しそうに笑っていたのにも気が付かずに。
To be continue...
続きは明日!
関係無いけど、
忍たまのロングクッションがどうしてもほしいです(笑)
綾部ぎゅーしたい、、、((
おやすみなさ~い_(ˇωˇ」∠)_ スヤァ…
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どもー! 新垢起動しマシたー! 松下欅って、pixivの名前そのまんまでやっ...
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