(追記を増やした)タイトルが思いつかないからね

今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:264 hit

最高ランク : 18 , 更新:


いつも通りの映画感想のあれ
課題で絵描かなきゃいけないけどモチベゼロ、期限はあと一週間、私はどうする?(描けよ この時間で)



・鬼戦車T-34

原題はヒバリを意味するロシア語単語だったと思う。ソ連映画。
相互さんが二次創作やってて気になったので買った。T-34レジェンドオブウォーの元ネタと同じ逸話を使っているという情報と高身長ナチスが出てくるという情報しか知らずに見た。けどT-34に乗って収容所から逃げるくだり以外はほぼ別物と言っていいと思います。
どっちにもそれぞれの良さはあるけど、レジェンドオブウォーの方は相当エンタメ意識で脚本書いたんだなぁとしみじみ思った。鬼戦車はソ連時代の戦意高揚宣伝モク映画…のはずなんだけど、こっちの方が全然反戦色が濃いと感じた。反戦うんぬんというか全体的にやりきれないんだよなぁ…

予想の十倍くらい寂しい映画だった。邦題は鬼戦車なんて銘打ってるけど砲弾は一発たりともないので基本逃げるだけで鬼っぽくもなんともない。建造物は破壊するけどそのくらい。味方キャラも覚悟決まってるのは主人公くらいであとは全員ちょっと頼りない。なお自分はそういう感じ全然大好きなので(スターリングラード(1993)が好きならそりゃね)とてもよかった。フランス捕虜のジャン兄貴が癒し度数高すぎ。

映画全体にどこか牧歌的な雰囲気があり、題名はヒバリだけどお花がよく写ってるのが印象的だった。
暗喩というかそういう感じの詩的な表現が多くて、関連知識がある人とない人ではだいぶ感想が変わってくるのかもしれない。
個人的には最年少のアリョーシャが仲間の形見を被って匍匐前進するシーンと戦車の蓋みたいなやつが太陽を隠す演出の芸術点が高すぎ。前者は泣きそうになる。
ラストの寂しさがいい……すごく悲しいんだけど決して意味の無い死ではなかったっていうね、その辺はスタグラの意味は無いし誰も救えなかったが友情だけは残ったというエンドとは対称的な気がしました。あ、主人公側全滅エンドです。レジェンドオブウォーと同じ元ネタって言われてそれは想像できないだろ!

冒頭のイラストはこの映画に出てきたSSのコンビ。かわいい。
背が高い方がレジェンドオブウォーで言うイェーガー大佐のポジションなんだけど、階級章から見るにSD(ていうかやってる事的にゲシュタポの政治局なんかな?)所属だし全然違うキャラだったなぁ。隣の子が副官っぽい子だけどちょっとおかしくてずっと犬のぬいぐるみを撫でてる…。彼らの顛末やパーソナルは全然語られなくてちょっと残念。逆に言えば妄想の余地が残されてるってことだわね。
一緒に観てくださった相互さんがロシア映画にはよくあることって仰ってたんだけど、ドイツ語の音声の上にデフォルトでロシア語が被せられててスターリングラード日本盤のメイキングみたいな音声になってた。オフとかには特にできなかった。どうしてそんなことするんですか!


・グランツーリスモ

初日一発目にちゃんと行きました。クレッチマンさんが出られるので。
私はグランツーリスモというゲームにガチで一切触れずに生きてきた(タイトルも映画の報を見て初めて知ったかも)希少な人間なんだけど、それでも十分に面白かった。

ヤンっていうイギリス人のゲーマーの青年はグランツーリスモの実力は半端なかったんだけど、リアルでの実績を持ってなかったので家族との折り合いが悪い日々を送っていました。そんな中、日〇(謎伏字)の企画でグランツーリスモのトッププレイヤーをプロのカーレーサーとしてデビューさせたる!という話が持ち上がる!ヤンは見事選抜を勝ち抜きGTアカデミーというところに入って訓練を始めるが、そこでは過酷な現実が待ち受けていた……という、ストーリーとしては結構王道な感じ。
王道には王道の良さがあり!しっかり胸熱な展開や演出を踏まえていてテンション上がりました。師弟愛も家族愛も挫折からの再生もあり、あっさり味だったけどかつてのライバルとの共闘みたいな要素も完備。特に師弟愛要素がグッときたな〜私…ツンツンしてて口が悪くて過去になんかありそげなおじさんが不器用だけど純粋な青年との関わりで懐柔されていくのはなんぼあってもいいですからね。

クレッチマンさんはデビュー後のヤンのライバルとして立ち塞がるプロレーサーのニコラス・キャパくんのお父さんの役(名前はパトリスらしい)をやっておられた。
クレッチマンさんの出番自体はメチャ少ないがニコラスくんも良いキャラをしていたので満足度は高かった。ニコラスくんは金持ちで傲慢な性格で、勝つためには相手の車をコースアウトさせたり破壊するのもやむなし、なんも悪びれないという姑息な人物なんだけど、そういうやり方をパトリスパパも多分認めてるんだよね…あとメカニックにも当たりがきつい。レーサーって多分色んなスポンサーや技術者の支えで成り立ってるからあんまり卑怯なことをしたらよくないのでは?って思うんだけど、ニコラスくんは実家が金持ちでスポンサーに降りられようとバックアップして貰えるという安心感があるのかね?ラストの方でパトリスパパがニコラスくんに無線指示を出してるシーンがあったから、もしかしたらパパの方が「何をしてでも勝て」という方針で、ニコラスくんはそれにだけは逆らえないのかもしれない。
一度パパとニコラスくん会話してたけど序盤だったしニコラスくんがメカニックに対して悪口言ってた以外の内容ほぼ覚えてないんだよね〜そこでなんか大事なこと言ってたらなんもわからん…でもなんというか、そういう歪な関係性を感じ、密かにうおおと思っていました。
ニコラスくん普通に最後まで性格最悪でよかった♡ライバルと書いて友と読む方の役割は完全にGTアカデミーのマティがもってってたな。それでいいです。性格最悪美形男は最高。

ちなみに実話をもとにしててヤンと同名のゲーマーからデビューしたプロレーサーは実在するんだけど、経歴(というか、経験するレースの順序?)とかGTアカデミー周りの事情は結構ドラマチックに弄られてるので忠実な伝記映画とは言い難い感じがする。でもゲーマーからレーサーに転身してるって時点でものすごいっていうのは、そう。
ニコラスくんは完璧非実在人物で〜〜〜す(涙)(涙)(涙)


・ドイツ・おもしろ・ネットミームの話(追記)

スターリングラード(1993)で最近一番キてるキャラがロロ軍曹なんだけど、その役者さんの名前でググりあげていたら、彼が女性の指を口の中に突っ込まれてるセクシーな雰囲気の画像がヒットして情緒終わりになったことが、先日ありました。
どうやらその画像の元の映画はドイツ国内でカルト的な人気を誇っているらしく、上映から20年以上経った時点でも毎週上映会が行われていたり、聖地には台詞を全て暗唱できたり登場人物のコスプレをして練り歩くようなヤバいファンが集まっていたりするそう
でロロ軍曹の俳優さんがどんな役をやっているかというと、刑務所に入ってる友人の妻を寝取って自主制作のいかがわしいビデオを撮影しそれをあろうことか友人本人の手に行き渡らせ、怒って脱獄してきた友人に序盤で轢き殺されるという役らしいです!!!!!なんだそれ!?!???
そんなんだけどファンには印象深い役っぽくて、彼のビデオに書かれていたあるフレーズが国内でミームと化してサッカーチームの応援かなんかの横断幕になったり、Tシャツになってたり、ファンミーティングで役者さんが言わされたりしてた。役者さん本人のインタビューがあったので見たけど、僕は未だにあの役に囚われてるんだよね…って冗談半分ガチ半分みたいな感じで仰ってた。(どうでもいいけどそのインタビューのライターの文章がかなり独特でよかった)
何が言いたいかというと、知らないファンコミュニティの世界を覗けた感じがして面白かったということです。いつかその映画も観たいね(日本盤未発売)



おわりです。だれかたすけて

*


投稿を違反報告 / ブロック



コメントをするにはログインが必要です : ログイン


海神作戦に参加してみた!
* 3

ゴジマイの応援上映(応援乗船)に行ってきたので感想書きます。新宿です。 ※公開...


来たり来なかったりしろ 他
* 1

最近見た映画感想ログ 特に関係の無いイラストを添えて イラストは初ゴジのオフシ...


👏🎊︎💕︎✨受賞おめでとう🌟🎉🥳👏
* 2

ゴジマイがアカデミー視覚効果賞受賞したんですって⁉️⁉️⁉️⁉️⁉️ おめでとう……おめ...



雑談 ともぼ 御友達募集 友達募集 短文 友募 イラスト 募集 推し紹介