年中松が行く「ママ」パート2

おそ松さん クトゥルフ神話trpg
今日:1 hit、昨日:1 hit、合計:432 hit

最高ランク : 24 , 更新: 2022/10/15 5:14:03

どもどもセーバーです!
前回の続きから!
知らない人はこっから見てね☆↓
https://ulog.u.nosv.org/item/caviarbloom0l/1665409215

それじゃぁスタート!



【廊下】

探索者が扉を開けると、廊下に出た。
後ろを振り返れば『父親』は変わらずソファに座ったままで、特に変わった様子も無い。

廊下には他の部屋に続くであろう扉が何個か見受けられ、階段がないことからこの建物が一階建てであることが分かるだろう。

だが、本来家に必ずあるはずの玄関が、どこを見渡しても存在しない。
この不可思議な空間に”閉じ込められている”ということを実感した探索者はSANc1d2/1d4



トド「^^」

一松「…鬼」

コロコロ

チョロ松→失敗→3減少
一松→失敗→4減少

一松「最大値っ!!!!!!!!!!」

扉は今出て来たリビングを含めて三つあり、どの扉にもプレートがかけられている。
振り返れば後ろの扉には『リビング』とプレートに記載がある、部屋の名前のようだ。
リビングのほかに子供部屋、書斎、寝室がある。


『書斎見てみる?』

『オカルトな本あるかな…』

『ないでしょ流石に…』


ガチャガチャ


『……あ、あれ?』


トド「ドアノブに手をかけるとノブが回らない、どうやら鍵がかかっているようだ。」


一松「じゃぁ寝室」


トド「ドアノブに手をかけるとノブが回らない、どうやら鍵がかかっているようだ。」


チョロ「お前はS◯riか」




『子供部屋に行こうか、一松』

『…僕らの部屋ってこと?』

『さぁ……どうだろうね』


【子供部屋】

可愛らしいポップなプレートに「こどもべや」とひらがなでドアノブにかけてある。
中に入ると二人分のベッドと机が置いてあるが、どれも探索者が扱うにはあまりにも小さすぎるものばかりだ。
部屋の真ん中には共用なのか大きめの丸テーブルがひとつだけ置いてあり、その上にはおいしそうなお菓子が乗っているくらいで、他に見るものは無い。

アイデア コロコロ

チョロ→成功
一松→失敗

家具は全て小学校低学年の子供サイズだということが分かる。


一松「まずは部屋全体に目星」

コロコロ→成功

【部屋全体】

見渡せばそればりに広い子供部屋だ。
誰かが遊んだのか子供用の玩具やぬいぐるみが転がっていて少し散らかっている。

チョロ「アイデアって使える?」

トド「使えるよ〜」

アイデア コロコロ→成功

散らかっている、というよりも置かれている、という印象を受ける。
部屋には埃一つなく、本は整頓されているにも関わらずぬいぐるみなどだけが床に転がっている事に違和感を覚えるだろう。

『チョロ松兄さん』

『どうした?』

『この丸テーブル、調べた』


一松→丸テーブル→成功

一松「成功し過ぎ」


【丸テーブル】

他の部屋の家具に比べれば大きめの丸テーブルだ。
紅茶が二人分置いてあり、真っ白な皿にクッキーがのせられている。
クッキーや紅茶は食べるのであれば普通においしい。
お皿の下にはメモが挟まっている。

トド「▽一松はSAN値が1回復した!」

一松「食ったら回復した」

チョロ「えっ僕も食べたい」

『お、美味しい…』

『ねぇ、これ』

『メモ?』


【メモ】

『子供達へ、クッキーと紅茶を用意しておいたから良かったら食べて頂戴ね。
ママを見つけたらとても大事なお話しがあるから、パパにはこのことをお話ししちゃダメよ。
私はこの家の中にいるから、見つけてくれたらお話しするわ。』
柔らかな女性らしい文字で書いてある。

最後に『食べ過ぎちゃダメよ?』と書いてある。


チョロ「裏を見ます」

同じ文字で『あなたたちはわたしたちのたいせつなこども』と書いてある。


トド「強制ロールッ!!!!!!!!!!」

pow×3 コロコロ

チョロ→成功
一松→失敗

チョロ→ 何か身体の底から懐かしさがこみあげてくるが、気持ちを振り払う事が出来た。


一松→ 身体の奥底から懐かしさと心地よさが湧き上がってきて、この場所にいつまでもいたい、という気持ちになってくる。強制力は無いが、一瞬でもそう感じてしまった事実にSANc0/1


一松「な゙ん゙で゙ぇ゙ぇ゙ぇ゙ぇ゙え゙え゙」

一松→失敗 1減少


『机は何かあるかな?』

『…小さい』

【机】

子供用の勉強机に見える。
机の上は様々な教科書が並んでいる。
教科書の学年がバラバラどころか、小学生、高校生、大学生、と子供用の机に見合わない内容の本が並んでいる。いくら子供が成長していても大人になってまでこんな小さな机を使い続ける人は少ないだろう。



隣の部屋(書斎)からガチャリと音がする。

一松「隣の部屋がやけに具体的」

チョロ「順番に見ていかないと探索がそもそも始まらないタイプか」

トド「なぜバレたし」

チョロ「なぜバレないと思ったし」

【書斎】

書斎には白い板に「書斎」と書かれたプレートがノブに引っ掛けられている。
中に入ると周りを本棚に囲まれた部屋の、奥に木製の書き物机が置いてあるレトロな雰囲気を思わせる一室だった。
正面にはカーテンがかけられた窓があり、今は閉じきっている。

チョロ「とりあえず本棚で図書館かな?」

【本棚】

正面の机以外の壁一面が本棚で埋まっている。
見てみるとジャンルも言語もバラバラで、中には見たことの無い言語で書かれているものもある。


『何かあるかな…』

図書館 コロコロ→成功

一冊本を手に取ってみると、それはどうやら何かの論文が書かれた本のようだった。


一松「じゃぁ俺は窓」

【窓】


紺色のカーテンがかかっており、外は暗いのか隙間から光は見えない。

『バッ』

カーテンを引くと、探索者が目を疑う光景が広がっている。
窓の外には空でも暗闇でもなく、星々や天体がきらめく、広大な宇宙が広がっていた。
ありえないほど近い位置に謎の色をした見たことも無い惑星のようなものが漂っている。
眼前に広がる光景は決して映像で再現できるようなものではない。

SANc1/1d3

一松「SAN値引くの多くない?」

コロコロ→成功

一松「オカルト好きだから天文学に+10くれ」

トッティ「理由になってないんだけど…おいこら名前」

チョロ「だって女神様が」

トッティ「ダイスゥ!!!!!!!!!!」


『……あれは』

天文学+10→クリティカル

一松「まさかクリティカル」

チョロ「ここで出さんで良い」


見たことの無い天体模様だ、近くにある惑星ですら、探索者の知識の中に似たような見た目のものは存在しない、辺りを見ても地球の近くに存在する惑星は一切ない事が分かる。


『……どこだよここ…違う銀河にでも来たのか?』


『一松、ちょっとこの本読んでよ』

『ん?…イドラ?』


【イドラ】

イギリス経験論哲学の祖のフランシス・ベーコンは、「知識は力なり」のことばによって、自然の探求によって自然を克服し、人類に福祉をもたらすことを提案した。
そして、その探求方法として、個々の実験や観察の結果得られた知見を整理,総合することで法則性を見出す帰納法を提唱した。
ベーコンの主著『ノヴム・オルガヌム』のなかに以下の4つのイドラがあると説いた 。




・種族のイドラ ( 自然性質によるイドラ ) 人間の感覚における錯覚や人間の本性にもとづく偏見のことであり、人類一般に共通してある誤りである。 
例 ) 水平線
・地平線上の太陽は大きく見えること、暗い場所では別のものに見誤ること




・洞窟のイドラ (個人経験によるイドラ ) それぞれの個人の性癖、習慣、教育や狭い経験などによってものの見方がゆがめられることを指す。 典型 ) 井の中の蛙 




・市場のイドラ ( 伝聞によるイドラ ) 言葉が思考に及ぼす影響から生じる偏見のことである。社会生活や他者との交わりから生じ、言葉の不正確ないし不適当な規定や使用によって引き起こされる偏見を指す。噂などはこれに含まれる。




・劇場のイドラ ( 権威によるイドラ ) 思想家たちの思想や学説によって生じた誤り、ないし、権威や伝統を無批判に信じることから生じる偏見のことである。



思想家たちの舞台の上のドラマに眩惑され、事実を見誤ってしまうこと。

ベーコンは、人間の知性は、これらのイドラによって人は一旦こうだと思いこむと、すべてのことを、それに合致するようにつくりあげてしまう性向をもつと考えた。 
こうした思いこみは、たとえその考えに反する事例が多くあらわれても、それらを無視ないし軽視しがちである。
したがって、ベーコンは、この4つのイドラを取り除いて初めて、人は真理にたどり着け、本来の姿を取り戻すことができると説いた。


『何これ』

『よく分からないんだ。でも一松なら分かるかなって』


一松「イドラ…ね」

チョロ「正直言って何言ってんのベーコン」

トド「ベーコンって美味しいよね」

チョロ「終わったら買いに行こうか」

一松・トド「奢り?」

チョロ「………はぁ。良いよ奢ってあげる」

一松・トド「よっっっっシャァ!!!!!!!!!!」


『万年筆だ』

【書き物机】
ごく普通の木製の書き物机だ。
引き出しはなく、机の上に万年筆や原稿用紙が無造作に置かれている。


トド「ここでアイデア!!!!!!!!!!」

アイデア コロコロ

チョロ松→成功
一松→失敗

まるで使ったかのように文房具は置かれているが、使用した形跡がない。

『わざと置かれてるみたいに見えるね』

『そう?』

『うん』

またガチャン、と隣の部屋(寝室)の鍵が開く音がした。

チョロ「毎回具体的なの何なん?」

一松「分かりやすいからヨシ」

トド「PLがこの2人で良かった」

トド「(破天荒なおそ松兄さんは何をするか分からないからな…)」



今回はここまで!

2回投稿失礼

good-by!
I wont vivid times!

caviarbloom0l


投稿を違反報告 / ブロック



^^

S〇riは草www


しょぅゆ。
2022/10/15 5:26:27 違反報告 リンク


^^wwwww

caviarbloom0l
2022/10/15 8:20:45 違反報告 リンク


コメントをするにはログインが必要です : ログイン


聞いてみた
2022/11/20 1:40:53 caviarbloom0l 5 7

どもどもセーバーです! 長らくお待たせ致しました………… マジですまん。 全...


芹澤朋也のお助け窓口はこちらです
2022/11/14 0:42:27 caviarbloom0l 4 11

どもどもセーバーです。 ごめん。推し曲聴き終わってないって言うより、 どう...




ともぼ 雑談 友達募集 御友達募集 短文 イラスト 友募 募集 推し紹介 御初 誕生日