霊長類最強を目指してない人がオリキャラに会話させてみた。

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最高ランク : 7 , 更新： 2024/01/31 4:04:38

僕の心が輝き、君の頭も光り輝く＿＿＿。

どうも、霊長類最強は目指してない哺乳類の雨萩さくりです！
マイフレンドから「オリキャラを作って会話させてみたら？」という、
天才的な案を頂いたので書いてみることにしました。

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登場人物
天羽（あもう）……女子高生鷹司（たかつかさ）……天羽の担任
https://uranai.nosv.org/u.php/novel/user39ri18/
↑この作品に出て来る方々の名前
★天羽の台詞は『』表記
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『先生、バレンタインって何のためにあると思いますか？』

鷹司「急にどうした」

『明日から２月……ということは、バレンタインの季節がやってくる！』

鷹司「あー、そういやもうそんなシーズンなのか」

『バレンタインって非・リア充に対しての当てつけだと思うんですよ』

鷹司「お、おぉ。いや、まぁ、でも近年は友チョコとかも流行って」

『女子力の高い子たちは当然のように可愛いお菓子を作ってくるし！
何ですかあの同調圧力みたいなやつ。
あんなのやられたらこっちまで作らないといけないのかなって
気持ちになるじゃないですか』

鷹司「何、お菓子作るの反対派なの？」

『作るのはいいですけど、配るのは別のところでやってほしいです』

鷹司「周りがお菓子作りを頑張ってることに引け目を感じるなら、
天羽も作ってみればいいだろ」

『いや、慣れないことに挑戦するのは面倒くさいんで嫌です』

鷹司「我儘だな、あんた！」

『あと、そもそも送る相手がいないってのもあります』

鷹司「日頃の感謝ってことで親とか友達に渡せばいいだろ」

『クオリティーが高い軍団の中に初心者が入り込めると思いますか？
ハッ、余程の勇気ある人かドMの方じゃない限り無理ですね』

鷹司「何だろう、この凄く鼻につく腹立たしい感じ」

『親は普段から料理を作ってくれてるからある程度は上手いだろうし、
学校に手作りチョコを持ってくる友達は、
自分の腕前に自信があるから出来るんだろうし。
そんな人相手に私の作ったお菓子をあげても心が折れるだけですって』

鷹司「流石に人が作ってくれたものに対して文句は言わないだろうけど、
気持ちは分からなくもない」

『こんな複雑な思いを抱えながら、
私は毎年バレンタインを過ごしてるです』

鷹司「８割天羽の我儘だったけどな」

『だからこの時期になると憂鬱で……。
恋人作ろうにもそんな簡単には出来ないじゃないですか』

鷹司「まぁ、そうだな」

『せめて喜んで食べてくれそうな相手がいたらいいんですけどね。
そしたらちょっとはお菓子作りにやる気が出るかもしれないし』

鷹司「はぁ……」

『ちょ、そんな分かりやすく引かないでも＿＿＿＿』

鷹司「ー－－なら、俺に作ってくれない？」

『へ？』

鷹司「ちゃんと渡す相手がいればやる気が出てお菓子作れんだろ？
誰かのためにお菓子を作れば引け目も憂鬱もなくなるだろうしな」

『でも……教師が生徒からチョコを貰っていいんですか？』

鷹司「結構貰ってる人多いし大丈夫だろ。
何なら去年は校長先生も受け取ってたし」

『うちの高校、その辺に関して結構緩いんですね……。
そして、鷹司先生がそこまで言うなら仕方ありませんね。
初めてをあなたに捧げましょう』

鷹司「おい、誤解生まれる言い方すんな！
天羽の発言一つで俺は掴まる可能性あるんだからな！」

『あはは、すみません。でも、ちょっと気持ち変わってきました』

鷹司「それは良かったな」

『バレンタイン当日、楽しみにしててくださいね♡
隠し味沢山入れますので！』

鷹司「全然楽しみじゃないんですけど！？
ちょ、マジで変なの入れるなよ！？」

＿＿＿かくして、天羽は鷹司に手作りチョコを渡すことが決まった。
彼女が作るチョコは義理なのか、それともー－－。
あとは皆さんのご想像にお任せします。

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いかがでしたでしょうか？
元の作品を知らない方でも楽しめるように作ったのですが、
どうですかね？楽しんで頂けたら幸いです。

……というわけで、今日はここでお別れです！
またお会いしましょう✨
おつさく～！！